ホームページ内で紹介しています曲、「時雨」と「暁」。
「時雨」は裏声を使い、高音で。「暁」は地声を使い、低音で歌っています。
別人だとお思いになられた方や、ものすごくギャップがある…等々、ありがたく沢山のご感想を頂きます。
そこで、なぜ裏声を使っているのか。
私は昔から地声が低すぎて、学生の頃に行われる学校での合唱は、ずっと裏声で歌っていました。
女性パートが高くて歌えず、裏声を使う事でやっとの事で歌えていました。
もっとも、当時はそれが裏声だと言う事は知らずにいたので、それが自然の歌声だと思い込んでいましたが…。
そして裏声であるが故、言うまでもなく歌声はか細く、言葉もはっきりしない。果たして歌になっていたかどうか。当時はよく落ち込みましたし、歌うことが好きではありませんでした。
けれど出し続けているうちに慣れてきたのか、自然に歌えるようになっていました。
…そんな状態が高校を卒業してからも続いていたので、自然と二通りの歌い方をするようになり、それを楽しむようになって…現在に至ります。
なので正直なところ、“ギャップ”がある、と言われると、私自身は首をかしげます(笑)
裏声で歌っていた時間が長かったため、技術の違いはあれど、どちらも自分の歌には違いないので…。
現在、絶賛訓練中ですが、どちらも沢山の方に聞いて頂く為に、頑張っていきます!